こんにちはしょこです。
今回は年長児のたろの発音訓練について書きたいと思います。
たろは年少の秋に懇談会で集団からの遅れを指摘されました。
地域の発達相談、小児発達を見てくれる小児科、脳神経外科の言語訓練、そして現在通院中の小児の発達専門外来というように施設や病院を転々としました。このあたりの詳しいことはまた今後書きたいと思います。
年長時点での発達検査で無事知能指数101という結果を受けたたろ、通常級への進級に向けて苦手な発音の訓練をすることになりました。
今回はその発音訓練の1回目についてです。
発音訓練1回目
発音訓練は2週間に1回行います。プログラムは全部で12回で組まれていますが、発音ができるようになったら早く終了できるそうです。
病院に到着したらまず個室に入ります。配置としては、ST(言語聴覚士)さんとたろが向かい合って座ります。しょこは少し離れてたろの右後ろに座ります。
発音チェック
どの音が苦手かを確認するために沢山の単語を発音してみます。STさんの言った単語をたろがひたすら繰り返します。
パンダ、ポケット、バス、ブドウ、エダマメ、メガネ、ミカン、タイコ、トケイ、テレビ、デンワ、ニンギョウ、カニ、ツミキ、ズボン、ゾウ、シンブンシ、ジテンシャ、ラッパ、ロボット、エンピツ、ヤキュウ、ハサミ、ジャンケン、ジュースなどなど…約50語
その後カ行、サ行、ザ行、ジャジュジョなどを一文字ずつチェック。
たろの集中力が続くかなと思いましたが、クイズみたいで楽しかったのか、無事に終了。
結果から
STさんが気になったのは、
- サ行(”セ”はOK)
- ザ行
- ”ツ”
とのこと。これらは舌の形が全て同じなのだそうです。たろの場合クセがついてしまっているようなので、クセを治す感じで舌の体操と”ス”を発音するための舌の形に慣れることから始めることになりました。
舌を鍛える!
STさんの話を聞いてしょこが感じたのは、発音訓練は舌を鍛えることだということ!
まずはSTさんがお手本を見せ、たろもやってみます。
1)舌の体操
- 前後(舌を出したり引っ込めたりする)
- 左右(舌を出し左右の口角にくっつけるように動かす)
- 上下(舌を出し上下に動かす)
- 回す(舌を出しぐるりと一周させる)
これらを口をしっかり開けた状態で、顎を動かさないように、できるだけ大きな動作で、5回ずつ行います。
2)”ス”を発音するための舌の形を練習
この練習にはストローを使います。通常のストローは長いので6センチ程度に切って使いました。
舌を出し、舌の真ん中にストローを置きます。ストローを上唇と舌ではさみストローから息を吐きます。
ストローを歯で噛まないように、潰さないように気をつけながらこちらも5回行います。

!)2)を出来るだけ毎日、鏡を見ながらやるというのが次回までの宿題です!
発音訓練1回目を終えて
とてもとても簡単な宿題が出されました。ここから発音が出来上がるまで道のりは長そうだと感じてしまいました。でも、とりあえず2週間やるしか無い。根気よくやるしかないです。無理に発音させようとしては、逆効果だと何かで読みました。就学までになんとかなればいいな。
「やるよー」と言ってすんなり毎日やってくれるのか正直不安でしたが、意外と楽しいようで毎日やってくれてます。
焦ってもいいことない!のんびり行きます!
発音訓練 サ行、ザ行、”ツ”②につづきます。
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